グラビアアイドルが「ヌード」になるまで… 前田美里(27)が赤裸々に明かす「売れるタイミングを逃した」

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DVD4本を出し、グラビアコンテストに優勝

――復帰されてからの活動はどんな感じですか?

前田:事務所に所属しイメージDVDを4本出しました。本当は写真集だったり雑誌グラビアだったり、いろんなことをしたかったんですけど、グラビアといってもお仕事的にはDVDを出すぐらいしか当時はなかったです。あとはいろいろなオーディションを受けたりしましたが、結局そこ止まり。一人で挑戦してみたいなって思った時期とコロナ禍がたまたま重なって事務所を退所しました。

 2020年の4月からフリーランスになったんですけど、一人で何かをするとなったときの大変さがわかりました。ある意味恵まれた環境でやってたんだと思いました。

――2020年8月には「ヤングアニマル×LINE LIVE 誌面グラビア争奪オーディション」で優勝しますね。

前田:その時はコロナ禍で活動が何もできなくなってしまっていて。一方で配信オーディションが多くなっていて、たまたま声をかけていただいたのが、ヤングアニマルのオーディションでした。誌面グラビアの掲載をかけたオーディションで、今まで雑誌のグラビアにはなかなか出られなかったので、もう自分で勝ち取るしかないと思って、挑みました。

 コロナ禍だったので、家に居る時間が多かったですし、自分をすべてさらけ出そうとすっぴんで配信したり、家にあるものを紹介したり、とにかく自分らしい配信を必死でしていました。見ている方にも思いを伝えなきゃいけないと「とにかくグラビアに出たいんです」とずっと伝えてましたね。

――前田さんはそのオーディションで見事優勝し、誌面グラビアを勝ち取ります。日テレジェニックに続いて2回目のグラビアオーディションでの優勝でしたが、効果はどうでしたか。

前田:雑誌に出られるありがたさはすごく感じていました。グラビア撮影も楽しかったんですけど、優勝特典の誌面掲載は1回きりなので。結局その1回に出たきりで終わってしまいました。

後編【“覚悟のセミヌード”も奮わず… 今回は「裸」になった前田美里(27)、決断に込めた思い】へつづく

徳重龍徳(とくしげ・たつのり)
ライター。グラビア評論家。大学卒業後、東京スポーツ新聞社に入社。記者として年間100日以上グラビアアイドルを取材。2016年にウェブメディアに移籍し、著名人のインタビューを担当した。現在は退社し雑誌、ウェブで記事を執筆。個人ブログ「OUTCAST」も運営中。Twitter:@tatsunoritoku

デイリー新潮編集部

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