「世間の一部には誤解がある」木村が歩み寄っても、SMAP再結成は絶対ないと断言する理由

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 ジャニーズ事務所の再編に伴い、木村拓哉(50)に独立の意思があると一部で報じられた。だが、同事務所は即座に否定。木村が新エージェント会社と契約する方向であることを発表した。木村の退所説が流れるたび、2016年に解散したSMAPの再結成説も浮上する。現実味はあるのか。

SMAP再結成は100%ない

「SMAPの再結成は100%ありません」。そう断言するのはSMAPが所属していたビクターレコードの元社員。「世間の一部には誤解がある」という。

「木村氏がジャニーズ事務所を出たら、ほかのメンバーたちは喜んで迎え入れると考えている人がいますが、それは違う。木村氏が歩み寄って来ようが、ほかのメンバー4人のうち、少なくとも3人は受け入れません」(同・元ビクターレコード社員)

 3人のメンバーとは稲垣吾郎(49)、草なぎ剛(49)、香取慎吾(46)である。「特に香取氏は以前から木村氏に強く反発している」(元日本テレビ幹部)。中居正広(51)はジャニーズ事務所に近いが、稲垣ら3人とも関係は悪くない。

 どうして稲垣ら3人は木村と再び活動する意思がないのか。理由を探るため、解散の経緯を駆け足で振り返りたい。

 SMAPが解散したのは2016年12月31日だが、2014年ごろには暗雲が立ち込め始めた。当時、ジャニーズ事務所副社長だったメリー喜多川氏(2021年に93歳で死去)が、SMAPの育ての親である飯島三智氏(65)に対し、かなり高圧的な態度を取るようになっていた。

 メリー氏は飯島氏が気にくわなかったのだ。飯島氏が愛娘・藤島ジュリー景子前社長(57)にとって邪魔な存在になると考えたからという説が有力だが、飯島氏が力を蓄え、人脈も多彩だったことが面白くなかったという説もある。

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