店舗責任者が旅行中に「猫が見殺しに」…「クーアンドリク」直営の猫カフェで起きた「アルバイト女性5人」の“反乱” 労働組合に加入して闘った

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 杜撰な動物管理などが問題視されているペットショップ最大手「Coo & RIKU(クーアンドリク)」が直営する猫カフェで、5年前、労働争議が起きていた。当時、店に所属していた5人の女性アルバイトは、猫の管理方法や労務環境をめぐって会社と対立。地域の労働組合に加入し、裁判まで起こして闘った。きっかけは、彼女たちが可愛がっていたベンガル猫「るる」の死だった――。

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“謎の女”の仕切りで始まったクーリク直営の猫カフェ

「5人の中には『労働組合って何ですか?』って女性もいましたよ。けれど、彼女たちは理不尽な扱いを続ける会社を絶対に許すことができなかった。そして、見よう見まねで組合活動を始めました。自分たちのためだけではありません。彼女たちは、猫たちのために立ち上がったんです」

 こう語るのは、当時の状況を知るクーアンドリク(以下、クーリク)関係者のX氏である。

 舞台はクーリク直営の猫カフェ「Puchi Marry(プチマリー)」の仙台青葉店(宮城県)。同店はクーリクが「猫喫茶 空陸屋」に続いて手がける猫カフェブランドの1号店として2017年にオープンした。現在、プチマリーは、福岡県大牟田市や富山県高岡市のイオンモールなど、国内外10カ所に展開している。

 当時、オープニングスタッフを面接して採用するなど、責任者としてこの店を取り仕切っていたのがA子さんだった。A子さんは東京から出張してホテル住まいをしながら働いていたが、周囲からは“謎の女”として見られていたという。ペット業界での勤務経験がなかったにもかかわらず、20代後半の若さで、創業者の大久保浩之社長から大きな権限を与えられていたからだ。

「大久保さんとの個人的な縁で入社してきたという話でした。オープン前には大久保さんも駆けつけ、仲良さげに二人で内装作業をしていました。A子さん自身も周囲に大久保さんとの個人的関係を隠そうとせず、『私が大久保さんに頼んで、猫カフェを開いてもらったんだ』と自慢げに話していました」(X氏)

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