東京ゲームショウにみるコンパニオンの衣装の変化 “ヘソ出し”など露出は減りカジュアルに
東京ゲームショウが21日〜24日まで千葉・幕張メッセで開催されている。今年は4年ぶりに幕張メッセ全館を利用し、昨年は禁止だった小学生以下の参加も可能となった。コロナウイルスの影響で2020年にはオンラインのみの開催、2021年はビジネスデーのみで一般参加はなしなど変化を強いられてきたが、やっとコロナ以前の形に戻ってきた格好だ。【徳重龍徳/ライター・エンタメ評論家】
筆者は2010年から東京ゲームショウの取材を行っているが、現地で取材をするのはコロナ前だった2019年以来、5年ぶりとなる。スクウェア・エニックスやセガなど老舗の国内ゲームメーカーに加えて、世界的人気のスマホゲーム「原神」などを運営するHoYoverseなど新たなメーカーが巨大ブースを構えており、ゲーム市場の変化を視覚で感じられるのも楽しいところだ。
視覚といえば、コロナ前とコロナ後のゲームショウで大きく変化を感じたのが、企業ブースに立つイベントコンパニオンの衣装だ。コロナ前はヘソを出すのがデフォルトと言ってよいほどだったが、今年はヘソを出すような衣装はかなり減っていた。衣装全体でも布面積も大きくなり、露出はかなり控えめとなっている。
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