今夏「なかったことにされている」ドラマ2選 ダメなポイントを徹底分析

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 アラフォー女と若い女の連帯、いわゆるシスターフッドを描くと聞いて真っ先に頭に浮かんだのは、ミランダ・ジュライの長編小説『最初の悪い男』(訳・岸本佐知子)だった。堅物で神経質だが、性的妄想は猛々しい43歳のシェリルと、若くて美人で巨乳だが不潔で粗暴、ずうずうしくて無敵の20歳のクリー。生傷絶えない肉弾戦や辛辣な言葉の応酬で始まったふたりの同居生活が、クリーの妊娠・出産でまったく別の方向へ動き出す。暴力と嫌悪からの相互理解、そして愛と連帯へ。奇麗事など1mmもない。...

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