休養メンバー復帰で再注目 「3時のヒロイン」が“容姿ネタ封印”でもノーダメージの理由
2019年に女性芸人番組で優勝、大ブレーク
6月15日、お笑いトリオ「3時のヒロイン」のYouTube動画にて、メンバーの1人であるゆめっちが芸能活動を再開することが発表された。彼女は体調不良のため、昨年5月から休養に入っていた。動画では久々にメンバー全員が揃い、復帰に至るまでの経緯を報告した。
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ゆめっち、福田麻貴、かなでの女性3人から成る「3時のヒロイン」は、2019年に「女芸人No.1決定戦 THE W」（日本テレビ）で優勝し、大ブレークを果たした。2020年の上半期には、最も出演番組本数（増加数）の多かったブレーク新人タレントとなった。
彼女たちの人気の理由は、ネタ作りを担当する福田のセンスと、ゆめっちとかなでの見た目と動きの派手さと華やかさである。
福田は最も芸歴が長く、2人の先輩にあたる。彼女は何度かのコンビ解散を経て、2017年に2人を誘って「3時のヒロイン」を結成した。ゆめっちとかなでのキャラクターを生かした巧みなネタ作りによって、「THE W」で栄冠をつかんだ。
バラバラの個性が3人でいるときは一体化
福田は、トーク、ダンス、演技など何でも器用にこなせるところがあり、若手女性芸人の中でもトップクラスのユーティリティプレーヤーである。そのため、単独でバラエティ番組に出る機会も増えている。情報番組のコメンテーターもできるし、お笑い色の強いバラエティにも対応できる。
また、かなではクラシックバレエ経験者で、100キロ超えの巨体を揺らしてキレのあるダンスを踊る。派手な服装でちょっとおバカなパリピキャラのゆめっちは、EXITの兼近大樹やフワちゃんなど、似たような雰囲気のパリピ芸人たちと仲が良い。
数多くのCMにも出演を果たした。特に、にしたんクリニックのCMで見せたダンスは話題になった。ゆめっちの休養中にも2人だけでCM出演を続けていた。
3人それぞれが違った個性を持っている一方で、全員揃ったときには不思議な一体感を見せる。そんな「3時のヒロイン」は、女性トリオの世界で「森三中以来の大型新人」として注目された。
「3時のヒロイン」は、時代に合わせてアップデートをしていくトリオでもある。2021年には福田がツイッターで「この数週間で容姿ネタに関してじっくり考える機会が何度かあって、私達は容姿に言及するネタを捨てることにしました！」と書いたことが話題になった。
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