いきなり泣き出したビッグモーター新社長が「ヤンチャしていた頃の最強伝説」 “炎上会見”を社員が解説

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暴走族のヘッドだった?

 急に泣き出してしまったが、実は社内では強面で知られているという。

「あの風貌ですからね。若い頃はヤンチャで知られ、地元・山口県で最強といわれた暴走族のヘッドだったと言われています。200人くらいを束ねていたなんて話も。古いお客さんで、『昔はあの人怖かったんだよ。随分、僕もいじめられたもんだよ』と言う人もいます」

 その威圧感の凄さを物語るエピソードもある。

「何年か前、普段はあまり表立って出てこない和泉さんが急に『現場を建て直す』と言い出したことがあった。その一言だけで、社内は2カ月くらいピリついた雰囲気になりました。高倉健みたいな佇まいなんですよね。ただそこにいるだけで、ちょっと緊張してしまうというか」

 一方の兼重氏は、自身の経営責任を棚に上げ、不正行為をした社員について「刑事告訴を含む厳正な対処をしたい」と発言して大批判を食らった。これについては、

「みんなブチギレていますよ。『アンタの息子のプレッシャーのせいで、やむなく不正をしてしまった社員がいるんだ』と。ただ、兼重さんらしいな、とも思った。急にスイッチが入ってしまうんですよ。『天地神明に誓って、(不正請求の実態を)知らなかった』と語っていましたが、ここ数年、社長業を息子に任せきりだったので本当に知らなかったと思う。だから、なんてことをしてくれたんだという思いで、つい本音が出てしまった」

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