「マツコ会議」終了の舞台裏 “終活”を口にするマツコの本音をテレビ局員が解説すると

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 タレントのマツコ・デラックス(50)の冠番組「マツコ会議」(日本テレビ)が9月いっぱいで終了すると報じられた。マツコといえば2020年に「ホンマでっか!?TV」(フジテレビ)を降板、21年には「夜の巷を徘徊する(しない)」(テレビ朝日)、さらに昨年は「アウト×デラックス」(フジ)と次々と番組自体が終了している。

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「マツコ会議」は、マツコとマツコロイドが共演した“世界初のアンドロイドバラエティー”「マツコとマツコ」の後を受けて、15年10月17日にスタートした。民放プロデューサーは言う。

「MCのマツコがスタジオではなく会議室でスタッフと企画編成会議をしながら、話題の場所から市井の人々と中継で会話をするという斬新な番組でした。番組開始早々の16年1月には23時台の番組としては異例の視聴率11・8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯:以下同)を記録。アパレルショップの店員だったぺえ(31)やゆうたろう(25)は、番組に取り上げられたことがきっかけで芸能活動を始めたほど注目されていました」

 もっとも、最近はそれほどでもない。

「マツコが『もうしんどい』と降板を申し出たそうです。今年5月6日の視聴率はとうとう歴代最低の3・5%を記録、日テレとしても数字的に引き留める理由がなかったのでしょう。日テレには他にもマツコが村上信五(41)とMCを務める『月曜から夜ふかし』がありますし、マツコが所属するナチュラルエイトには有働由美子(54)やくりぃむしちゅーがいます。有働には『news zero』があり、くりぃむには『世界一受けたい授業』と『しゃべくり007』、さらに上田晋也(53)には『Going!Sports&News』と『上田と女が吠える夜』というレギュラー番組がありますからね。マツコを無理に引き留めて事務所との関係を悪くするよりも、『月曜から夜ふかし』に全力を注いでもらおうということでしょう」

 マツコの「しんどい」とはどういう意味だろうか。

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