「スラムダンク」の聖地を抱える「江ノ島電鉄」が大混雑でも減便しなくてはならない深い事情

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1本当たりの輸送力は最大で300人

 神奈川県の鎌倉・江ノ島は全国有数の観光地である。有名な鎌倉大仏、風光明媚な江ノ島など数々の名所めぐりに活躍するのが江ノ島電鉄の江ノ島電鉄線、通称江ノ電だ。江ノ島電鉄線は藤沢駅と鎌倉駅との間を結ぶ10.0kmの鉄道で、途中に13駅が設けられ、『スラムダンク』の聖地と呼ばれる「鎌倉高校前1号踏切」も沿線に含まれる。休日には慢性的な大混雑が続いてきたが、今年3月のダイヤ改正では12分間隔から14分間隔へと減便となった。なぜ混雑しているにもかかわらず「減便」なのか? 会社は表向きの理由を示しているが、隠れたホンネがあるようだ。...

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