FNS27時間テレビ「100kmサバイバルマラソン」の優勝賞金が高額すぎて、参加者を心配する声が上がっているワケ
諸刃の企画
「『27時間テレビ』はフジテレビの系列局を挙げての最大のイベント、特別な番組です。この番組だけは制作費が存分にかけられますし、一大イベント感と真剣勝負感を出したいのでしょう。ここ3年休止していた分の大盤振る舞いかもしれません。フジの社長もバラエティ畑の港浩一さんになりましたし、話題性も大きい。出場者のモチベーションアップのためにも1000万円という“ニンジン”をぶら下げたと見ています」
もっとも、心配もある。
「それだけに、ガチな戦いになるはずです。7月後半といえば猛暑も予想されます。早くも企画の危険性を指摘する声が上がっています」
「24時間テレビ」のチャリティーマラソンはどうなっているのだろう。
「ペース配分を計算して休憩を取り、途中で歩いたりもしながら24時間かけて完走しています。対して『27時間テレビ』は、ペースカーに先導されるため自分のペースを守ることはできませんし、ラストは全力疾走。相当過酷なチャレンジになるでしょうね。番組としては必死に走るランナーを映したいのでしょうが、無理をさせては危険が伴う。かといって、20人も走らせて誰も完走できないのは避けたい。作り手にとって悩ましいところでしょう」








