石原伸晃氏・参院鞍替え表明に党内から非難轟々「YouTuberやる前に辻立ちしろ」「岸田さんに泣きついたんでしょ」

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「自分さえ良ければ地元なんかどうでもいいのでしょう」。党内で散々な批判を受けているのは、次期衆院選に出馬せず、2年後の参院選東京選挙区に鞍替えする意向を表明した石原伸晃・元自民党幹事長(66)である。なぜ落選中なのにここまで叩かれるのかーー。

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野田佳彦元総理を見習ってほしい

 すっかり忘れ去られていた男の動向に永田町がざわついたのは、6月26日のことである。石原氏が次期衆院選に出馬しない意向を固めたと、各紙が一斉に報じた。

 翌27日、自民党本部で記者会見を開いた石原氏は「(東京8区の支部長は)後進に道を譲ることにしました」と語り、2年後の参院選で東京選挙区から鞍替え出馬を目指す意向を示した。この物言いに地元、杉並区の自民党関係者は呆れて語る。

「『後進に道を譲る』という言葉は引退する時に使う言葉でしょう。実際は、出ても勝てないと踏んで逃げ出しただけ」

 2021年の前回選挙で石原氏は公明党の支援も得られず、立憲民主党の吉田晴美氏に3万票以上の大差をつけられ、比例復活も果たせず落選した。

「公明党の支援を得られなかったのは、石原さんの日頃の態度が尊大だったからです。志を持って政治家に返り咲きたいなら、原点に立ち返って、毎朝、辻立ちでもすべき。でも、いま彼が夢中になっているのは、落選後に立ち上げたYouTubeチャンネル。自慢話ばかりで再生回数はどれも1000から2000回程度で全く注目されていません。今も船橋駅前でビラ配りを続けているとSNSで話題になっている野田佳彦元総理を見習ってほしいものです」(同)

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