MLBが「ダブルフックDH制」導入なら「大谷翔平」に甚大な影響 本塁打も打点も激減確実

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大谷の打席数が激減する

 投手の投球間隔を短縮するピッチクロック、ベースサイズの拡大、極端な守備シフトの禁止……。

 メジャーリーグでは次々と「新ルール」が導入されている。そんな中で今、“お試し期間中”の「新・指名打者制度」(以下=新DH制)の導入が正式に決まったら、最大の被害者となるのはエンゼルス・大谷翔平(28)である。

「ダブルフック(Double-Hook)と呼称された新しいDH制度が、メジャーリーグ機構と提携する米・独立リーグのアトランティックリーグで試験導入されました。今のところ、大きな混乱は起きていません」(在米ライター)

 ダブルフックを直訳すると、「2つに引っかかる」となる。その2つとは、先発投手とスタメンのDH選手。先発投手が5イニングを投げきれずに降板する場合、「スタメンDH選手の打順に入って9人制にする」か、「スタメンDH選手の次打席で必ず代打を使わなければならない」というもの。

 メジャーリーグでは、新ルールを導入する前に提携先の独立リーグやマイナーでテストを行う。いまのところ、この新ルールでは「混乱はない」とのことだが、もしこの新DH制が導入されたら、どうなるのか?

 二刀流の大谷は「打者」で出場する際はDHだ。「投手・大谷」以外のエンゼルス先発陣は不甲斐ないため、ダブルフックの巻き添えで途中交代させられてしまう。「打者・大谷」の打席数は激減し、ホームランも打点も「並みの選手」の数字しか残せないだろう。

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