石川佳純、引退後は「中国での人気」を巡り福原とバトル? 中国メディアは「石川には中国人と結婚してほしい」

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 自分の中ではやり切った――と卓球の石川佳純が今月1日、ラケットを置いた。石川といえば、あの「愛ちゃん」との激しいライバル関係でも有名だが、その第二章の舞台はあの王国!?

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 今年30歳を迎えた石川は五輪に3度出場し、団体戦で銀2、銅1の3個のメダルを獲得。東京大会では選手団の副主将も務めた。混合ダブルスでは世界選手権で優勝するなど、世界のトップを走ってきたのだ。

「発表の3日前に報告のメールをもらいまして……」

 と語るのは、元卓球日本女子監督の近藤欽司氏。

「“14歳の時に日本代表に選んでいただいてありがとうございます”と。万感胸に迫るものがありましたね」

 彼女は中学2年生で世界選手権代表に抜てきされた。

「その前の全日本選手権の準決勝、競った場面で低めのボールをスマッシュ強打した。安全にいくだろうという予想を裏切られましたね。将来有望と思い、反対意見もありましたが、あえて選んだんです」

“見世物じゃない”と不満を述べた福原

 誠に慧眼だが、その石川を語るに外せない存在が4歳上の福原愛。頭角を現した時は「愛ちゃん2世」と言われたが、対等の実力を付け、全日本選手権の決勝を争うなど互いに切磋琢磨してきた。引退を受け、福原は「五輪選考の時はバチバチでした」とコメントしたが、近藤氏も言う。

「石川が14歳の時だったかな。本番さながらの緊張感を持たせようと、代表合宿のメディア公開日に二人に試合を指示したんです。福原が勝ちましたが、その後、福原は“見世物じゃないんですよ”とスタッフに不満を述べていましたね」

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