事務所家賃を値切りすぎて訴えられた佐藤ゆかり元副大臣 「無一文になる。家賃を下げてほしい」

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逆ギレメールが

「家賃の引き下げでこちらも赤字になってしまいましたが、今年になって入居希望者が現れたのです。月額44万円で内覧してもらう話になった。ところが、佐藤さんは、“外部からご支援が見つかり元々の金額30万円でのお支払いが可能になりました”と言い出した。入居希望者の話をしなければずっと10万円のつもりだったのでしょうか。しかも、今年の1月と2月分も月額10万円しか払わないと言うのです」(大家)

 借地借家法では、店子に契約更新の意思があればそれが優先される。恩を仇で返されたと思った大家は弁護士に相談。しかし、佐藤氏はこんな逆ギレ気味のメールを送り付けてくる始末だ。

〈収入のために敢えて争いに発展させる弁護士も多くいますのでご注意ください〉

“アラ探しを始めますよ”

 大家が物件の明け渡しと約100万円の未払い家賃などを求めて提訴したのは3月のこと。すると、佐藤氏は、またもや大家の前に現れ「裁判ともなると私どもの弁護士もあなたのアラ探しを始めますよ」と通告してきたという。それにしても、ずいぶんと荒っぽい値切り方ではないか。

 で、佐藤氏当人の弁。

「大家さんに家賃の減額を求めたのは、当時、枚方周辺の地価が下がっていたことがあります。先方の好意もあったと思いますが、覚書の通りに支払ったまでのこと。問題なのは大家さんについている弁護士で、先方はいきなり私を脅すような言い方をして裁判を起こしてきました。それがなければトラブルにはならなかったし、今も大家さんともめているとは思っていません。正直、裁判は先方の分が悪いと思いますよ」

 女王様気質は相変わらずのゆかり様であった。

週刊新潮 2023年5月4・11日号掲載

ワイド特集「スティ・ゴールド」より

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