香取慎吾&中居正広“奇跡の共演”を実現させた立役者 「キムタクの月9もあるしフジもかなり悩んだ」

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 元SMAPの香取慎吾(46)がゲスト出演した4月30日放送の「まつもtoなかい」(フジテレビ)が改めて話題になっている。放送当日と翌5月1日の2日間で、TVerとFODの「見逃し配信」の再生回数が計120万回を突破、フジ系バラエティ番組の歴代最高を記録したのだ。これまでの最高は稲垣吾郎(49)がゲスト出演した4月21日放送の「人志松本の酒のツマミになる話」で、再生回数は1週間で89万回だった。

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 SMAPが解散したのは2016年12月31日、翌年9月9日に香取と稲垣、草なぎ剛(48)がジャニーズ事務所を退所し、「新しい地図」を結成した。その後、中居正広(50)も20年3月31日をもってジャニーズ事務所を退所している。

 中居と松本人志(59)が司会を務める「まつもtoなかい」の初回ゲストに香取が登場することは、放送前から大きな話題となった。中居と香取の共演は、香取がMCを務めていた「SmaSTATION!!」(テレビ朝日)のゲストに中居が生出演した17年4月22日以来、実に6年ぶりだった。民放プロデューサーは言う。

「視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区)は、世帯が10・5%、個人が7・0%と高視聴率でした。さらに、その後の見逃し配信で計120万再生を突破し、やはり元SMAPは数字を持っていると納得しました。フジは彼らの冠番組『SMAP×SMAP』を解散直前まで約20年間放送していたので、新しい地図の3人もキャスティングしやすいと思っていましたが、退所後はほとんど出演しませんでした」

 SMAP解散後、新しい地図の3人が出演する番組は次々と消えていった。今も続く番組は、草なぎがナレーションを務める「ブラタモリ」(NHK)くらいだ。

「笑ってはいけない」の出演も

「日本テレビでは『欽ちゃん&香取慎吾の全日本仮装大賞』が一昨年まで放送されていましたが、萩本欽一さんが“これで終わり”と宣言してから放送されていません。『ブラタモリ』の草なぎが代わらなかったのはタモリさん、『仮装大賞』の香取が代わらなかったのは萩本さんの意向と言われています」

 どちらも大物の希望だった。今回、香取が「まつもtoなかい」に出演したのも大物が関わったのだろうか。ネット上ではフジの港浩一新社長の英断との声もある。

「最終的には港社長の判断もあったのかもしれません。今年1月期には系列局のカンテレ制作ではあるものの草なぎ主演の『罠の戦争』がフジで放送され、稲垣も『酒のツマミになる話』にゲスト出演しましたからね。ただ今回、最も尽力したのは、司会を務める中居さんと松本さんの2人です。番組では香取が『松本さんから(出演オファーの)お話をいただいたと聞いたので、これはちょっと断れないなと……』と語っていたとおり、フジに打診したのは松本さんです。番組のレギュラー化が決定し、中居さんの『初回ゲストを香取にしたい』という思いが松本さんに伝えられました。松本さんは中居さんからのお願いは基本的に断りません。実は、19年と20年の大晦日特番『笑ってはいけない!』(日テレ)に新しい地図の3人が出演したのも、中居さんが松本さんに依頼したからと言われています」

 松本と中居は仲がいいとは聞くが、そこまでとは……。

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