中森明菜の近況を自宅にいた女性に聞くと… ライブ映像の上映がスタート

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 GWの映画館に響き渡る、あの「生声」──。昨夏に新事務所を設立した中森明菜(57)のライブ映像が、今月28日から上映される。あわせて本人の収録メッセージが流されるというのだが、気になる近況は……。

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 さる13日付のスポーツ各紙には、こんな見出しが。

〈明菜肉声 休業以降初〉

〈歌姫ついに動く〉

〈“伝説”4Kで甦る〉

 件の映画は、デビュー8周年を記念して1989年によみうりランドで開かれたライブの映像。昨年4月にNHK BSで「伝説のコンサート」と題して放送され、反響の大きさから7月には地上波で再放送されていた。

「今回の映画は、これを最新の技術で修復した4Kデジタルリマスター版。全国185館で上映される予定です。明菜は2017年末のディナーショー以降、活動を休止しており、今回は実に5年半ぶりの“肉声”となります」(芸能記者)

個人事務所、ファンクラブを立ち上げ

 長らく体調不良がささやかれる中、デビュー40周年にあたる昨年は所属事務所を退所し、個人事務所「HZ VILLAGE」を設立。自ら代表に就き、年末にはファンクラブ「ALDEA」(スペイン語で「村」の意)も立ち上げている。

「実は明菜は、今回の映画用に先駆け、ファンクラブに向けて音声を公開しています。年末には『皆さんと一緒に集える村を作っていけたら』『どんなペースかなって言っちゃうと“スローモーション”かな』などと、デビュー曲をもじって語りかけていたのです」(同)

奔放な筆跡

 今月10日には、ストリーミングサービスを用いたファンクラブ会員限定のラジオ番組配信も始まっている。

「ファンからの質問に答える形で進行し、途中、『母がファンで私も好きになりました』という女子高校生からの手紙を読んで、涙ぐむ場面もありました」(同)

 さらに、会員に宛てた直筆メッセージもまた、異彩を放っている。例えば、2月上旬に記された文章は、〈あぁぁぁ─!! もう2月だぁー〉と始まり、〈元気になって、どこでも行けるようになりたいっ! なにより皆さん会いたいよおー〉などとつづられているのだが、字の大きさはバラバラ、くずした平仮名も独特で、明るいトーンとは裏腹に不安が募るばかりである。日本筆跡心理学協会の根本みきこ会長が言うには、

「『す』『な』『大』などは左側に長く線が伸びており、また『過』『寒』といった画数の多い文字は細かな部分が潰れている。長い説明やくどい話を嫌い、体にストレスがたまって物事を面倒臭く感じている内面がうかがえます。全体的に、酔っているのかと疑われるほど奔放な筆跡で、不安定な情緒に解放感が混在しているのでは」

 明菜の「自宅」とされる都内の一軒家では、同年代とおぼしき女性が、

「(明菜は)ここに住んでいますが、先ほど出かけました。私は知り合いといいますか……。普段から外出のタイミングは分かりません」

 歌姫が晴れて姿を見せるのは、いつの日か──。

週刊新潮 2023年4月27日号掲載

ワイド特集「バカと無知の壁」より

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