ゼレンスキー大統領に池田大作氏の名前を言わせたオーランド・ブルーム 世界中に創価学会を喧伝

国内 社会

  • ブックマーク

Advertisement

 いまだ戦禍が続くウクライナを、ハリウッドスターが訪問した。「ロード・オブ・ザ・リング」や「パイレーツ・オブ・カリビアン」などで知られる英国人俳優のオーランド・ブルーム(46)で、動画サイトにはゼレンスキー大統領(45)と語り合う姿がアップされている。

 動画によると、訪問は3月26日。場所は首都・キーウの大統領府とみられ、オーランドはユニセフ親善大使としてゼレンスキー大統領と会談している。が、彼は別の役割も担っていた。

 それは後述するとして、トレーナー姿の大統領が「ようこそ! ご訪問ありがとうございます」と出迎えると、パーカー姿のオーランドは笑顔で握手。その後、二人の会話が始まる。

 オーランド〈あなたの姿を見て、ウクライナの人々の強さを実感しています〉〈あなたが今まさに国を守っているという事実はとても重要なことです〉

 大統領〈私たちの国は良い国です。私たちは互いに助け合っています。あなたの訪問とメッセージに心から感謝します〉〈あなたがここに来たことそれ自体が私たちにとって重要であり、大きなメッセージになります〉

「ダイサク・イケダ」と口にした大統領

 この後は二人がウクライナの子どもたちに関する意見交換をしたとのテロップが表示され、画面は再び二人の姿に。そこでオーランドはこんなことを言い出す。

〈私は16歳のころから仏教団体のメンバーであり、私の師匠は日本人の池田大作という人物です〉

 言うまでもなく、“師匠”とは創価学会名誉会長やSGI(創価学会インタナショナル)会長の池田大作氏(95)。次いで彼は、池田氏が平成6年に英国の若者に送ったというメッセージの一部を読み上げ始める。

〈時代は変わる。力が正義とされる時代から、正義が力となる時代へ。(中略)私の城は私自身の心の中にある。あなたの心にも〉

 最後のフレーズを読みながら、オーランドは大統領の胸をポンポン。思わぬスキンシップに大統領は苦笑い。それでもオーランドが〈私は若い頃、自分を奮い立たせるため毎日これを読んでいました〉と、メッセージが書かれたメモを差し出すと、それを受け取った大統領は〈ダイサク・イケダ……〉。オーランドが大統領に初めて日本の宗教指導者の名を口にさせたと思しき歴史的瞬間――である。

 オーランドは池田氏と会談した経験を持ち、日本でも熱心な創価学会員として知られる。つまり、今回の訪問には自身が敬愛する池田氏のメッセンジャーボーイの役目もあったのだ。

次ページ:「あまりにタイミングが良すぎる」

前へ 1 2 次へ

[1/2ページ]

メールアドレス

利用規約を必ず確認の上、登録ボタンを押してください。