若林正恭と山里亮太の半生を描く「だが、情熱はある」 芸人ドラマブーム到来で次にネタになりそうなコンビの名

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 4月9日にスタートするドラマ「だが、情熱はある」(日本テレビ)が注目されている。お笑い芸人のオードリー・若林正恭(44)と南海キャンディーズ・山里亮太(45)の半生を描いた異色ドラマで、それぞれをKing & Princeの高橋海人(24)とSixTONESの森本慎太郎(25)が演じる。“芸人ドラマ”という新ジャンルが確立されるかもしれないという声も。

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 SixTONESの森本が山里役と聞いて、ピンときた人もいるかもしれない。彼は昨年、「ZIP!」(日テレ)内で放送されたミニドラマ「泳げ!ニシキゴイ」で、お笑いコンビ・錦鯉の長谷川雅紀を演じていた。民放プロデューサーは言う。

「『泳げ!ニシキゴイ』は2021年の『M-1グランプリ』で優勝した錦鯉の半生をドラマ化しました。長谷川は50歳の最年長優勝ということもあり、長い下積みと挫折を経てのブレイクということでドラマになると見込んだのでしょう。錦鯉の長谷川を森本、渡辺隆を渡辺大知というイケメンが演じたことで話題になり、手応えを感じたのだと思います。実際、森本の演技が良かったこともあり、今回は山里を演じることになったのだと思います。『泳げ!ニシキゴイ』と『だが、情熱はある』は、脚本や演出、プロデューサーなど、共通のスタッフが多いですからね」

 もっとも、若林と山里は同じコンビではない。なぜ、この2人のドラマなのだろう。

「若林と山里は2009年に日テレ主催のお笑いライブで『たりないふたり』というお笑いコンビを結成しました。人見知りで恋愛経験や社会性が足りないという2人が、漫才やコントを披露するという共演でした。その後、バラエティ番組『たりないふたり』(日テレ)がレギュラー化され、続編や特番を経て21年に解散するまでシリーズが続きました。今回のドラマは、この『たりないふたり』をベースにドラマ化したようです」

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