三浦瑠麗氏に勝訴したテレ朝「社員弁護士」が独占告白「始まりは元妻・村上祐子さんとNHK記者との密会報道でした」

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 国際政治学者の三浦瑠麗氏(42)がTwitterに投稿した内容でプライバシーを侵害されたとテレビ朝日の社員が300万円の損害賠償を求めた訴訟で、3月22日、最高裁判所は三浦氏の上告を棄却した。これにより三浦氏が30万円をテレ朝社員に賠償する判決が確定した。原告の西脇亨輔さん(52)は、テレ朝法務部に勤務する現役の弁護士。自ら法廷に立って自分を弁護した。西脇氏が3年8カ月に及んだ闘いを振り返った。

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始まりは元妻との離婚トラブル

「会社には相談せずに独断で裁判を起こしました。もちろん、上司にお知らせはしましたし、平日の深夜や土日・有給を使い、会社の仕事に影響が出ないようやってきたつもりです。それでも、社内で厳しい声もあったのは事実です。三浦さんは田原総一朗さんがかわいがっていた『朝まで生テレビ!』の常連メンバーでしたので……」

 戦い終えた男はしみじみと語り始めた。取材場所に持ってきてくれた裁判資料はゆうに1000ページを超える。西脇さんは平日、サラリーマンとして会社に勤務しながら、これをたった一人で書き上げたのである。

 そもそもの始まりは、西脇さんと元テレ朝アナウンサー・村上祐子氏との離婚トラブルであった。西脇さんは現在、法務部に所属しているが、アナウンサー採用での入局。朝の情報番組「やじうまプラス」での共演がきっかけで、2006年にアナウンス部の同僚で6つ後輩の村上氏と結婚した。だが、15年に村上氏が政治部へ異動した頃から夫婦関係が悪化する。

 村上氏が突然、「別れたい」と言って家を出ていってしまったのだ。納得いかなかった西脇さんは話し合いを求めたがもつれにもつれ、18年12月、離婚裁判に発展。なお、この裁判の弁護士も西脇さん自ら担当した。

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