4月から「めざまし8」金曜MCになるトラウデン直美を待ち受ける難題

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 俳優の谷原章介(50)がMCを務める情報番組「めざまし8」(フジテレビ)が不調だ。3月10日(金)と17日(金)の視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯:以下同)は、2週続けて番組史上最低の3・9%を記録。4月から金曜MCには入社2年目の岸本理沙アナ(23)とタレントでモデルのトラウデン直美(23)が加わることが発表されているが、何やら暗雲が立ちこめている。

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 20年以上続いた「情報プレゼンター とくダネ!」が終了し、谷原をMCに迎えて「めざまし8」がスタートしたのは2021年3月29日だった。初回視聴率は6・2%で、同時間帯トップの「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日)の10・6%、「スッキリ」(日本テレビ)の8・8%に次ぐ3位。民放プロデューサーは言う。

「その後は7%台を出して『スッキリ』を上回って2位となることもありましたが、次第に低下。今では“振り向けば『ラヴィット!』(TBS)”状態です」

 視聴率低下の理由のひとつは、谷原の失言だろう。

「彼はどこかお公家様的、お殿様的な雰囲気で、空気を読まずに間の抜けた発言を繰り返すので、“失言王”とまで呼ばれるようになってしまいました」

 谷原はそれまで土曜日の情報バラエティ番組「王様のブランチ」(TBS)のMCを10年間務め、爽やかな雰囲気を醸し出してきた。

猛獣使いでも猛獣でもない

「帯の情報番組ということで気負いもあったのかもしれませんね。情報番組のMCというのは、羽鳥慎一アナ(51)のような“猛獣使い系”か、前番組『とくダネ!』の小倉智昭さん(75)や『情報ライブ ミヤネ屋』(読売テレビ/日テレ系)の宮根誠司さん(59)、『スッキリ』の加藤浩次さん(53)のような“自身が猛獣系”でないと務まりません。谷原さんはどちらにも当てはまりません。いしだ壱成さんの元妻と結婚し、連れ子も含め6人もの子供がいる私生活は興味深いのですが、あまり素顔を出しませんからね」

 そんな谷原の失言を何かとフォローしてきたのが永島優美アナ(31)だったが、3月いっぱいで番組を卒業する。

「格上とも言える『めざましテレビ』キャスターだった彼女は、フジの局アナの中では実績も知名度もトップクラス、加藤綾子アナ(37)が去った後のフジを背負っていたと言ってもいいでしょう。そんな彼女を『めざまし8』に異動させ、谷原さんのサポートを任せましたが、ここまで数字が下がっては交代もやむなしでしょう」

 代わりにMCに加わるのが、月~木曜日は小室瑛莉子アナ(24)、金曜日は岸本理沙アナとトラウデン直美だ。

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