チャールズ国王の戴冠式、秋篠宮ご夫妻ご出席に抗議殺到 スキャンダルは英国でも大々的に報道

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「今回は特殊なケースとして捉えるべき」

 最後に君塚氏が言うには、

「チャールズ国王は、今上陛下や上皇さまの『即位の礼』に参列なさっています。いわば親子2代にわたって即位の儀式においで下さっていたのだから、今回の戴冠式は特殊なケースとして捉えるべきです。お礼の意味も込めて、英国と深く親交を結ばれてきた天皇皇后両陛下が出席なさるのがよいかと思います」

 かような指摘を宮内庁はどう受け止めるのか。トップを務める西村泰彦長官を自宅前で直撃すると、黙したままで足早に迎えの車に乗り込んだ。改めて報道室に取材を申し込むと、

「(英国内の報道など)事実関係を宮内庁として承知していないため、お答えのしようがありません」

 コロナ禍で足踏みしていた皇室外交も再開の兆しが見えつつあるというのに、国民の切なる想いとの乖離は広がる一方なのである。

週刊新潮 2023年3月23日号掲載

特集「『チャールズ戴冠式』に『秋篠宮ご夫妻』で抗議殺到」より

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