“理想の上司”ランキングで突如3位に…アンミカ人気を分析して浮び上るコト

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 ここ1、2年でアンミカ(50)の人気が一段と高まった。バラエティ、ドラマ、CMと引っ張りダコ。タレント活動の開始から20年以上になるが、どうして支持が急に拡大したのか? それを考察すると、視聴者が求めているタレント像の変化が浮かび上がる。

アンミカ人気が急上昇中

 毎年恒例の調査「理想の上司」(明治安田生命調べ)の最新版が2月6日に発表された。女性部門の1位は日本テレビの水卜麻美アナウンサー(35)で2位は天海祐希(55)。これは7年間変わっていない。目を引いたのは3位にアンミカがランクインしたことだ。

 毎年、上位20人が発表されているが、アンミカは昨年までランクインしたことすらなかった。調査対象となった1100人の新入社員予備軍(4月入社組)はアンミカの明るさ、指導力、親しみやすさなどに好感を抱いている。

 ここ1、2年はドラマ出演も増えている。2月9日まで放送されていたNHKの連続ドラマ「ワタシってサバサバしてるから」ではストーリーテラー役を務めていた。

 人魚のような衣装を着ていたものの、メイクも口調もいつものアンミカ。本人役と言っても過言ではなかった。

 放送中の連ドラ「三千円の使いかた」(フジテレビ系)も同じ。貯蓄術などを指南するファイナンシャルプランナー・黒船スーコ役を演じているものの、どう見たって普段のアンミカである。

 制作者たちが、わざわざ素のままのアンミカを使うのは、言うまでもなく作品にプラスになると考えているから。アンミカには観る側を圧倒するような存在感があり、口にしたセリフが説得力を持つからだろう。もちろん、アンミカ人気に便乗したいという思惑もあるはずだ。

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