二階元幹事長と世耕参院幹事長の“主導権争い” 老獪な二階氏の策略とは?

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 国会答弁はヨレヨレでも、「低位安定」の気配が出てきた岸田文雄総理。政権の行方を占う衆参両院の5補選(4月23日投開票)では自民の全勝説が出ていたものの、最近は雲行きが怪しくなりつつあるという。

「それを象徴するのが、二階俊博元幹事長と世耕弘成参院幹事長による、衆院和歌山1区の候補者を巡る主導権争いです」

 とは政治部デスク。

「自民党は2月25日に門博文元衆院議員の公認を決めました。ところが門は“勝てる候補”とはいえず……」

 これまで門氏は野党系の岸本周平氏(現・和歌山県知事)に4連敗。...

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