侍ジャパンの視聴率がスゴすぎて他の番組にトンデモない影響が…イタリア戦は29年前の名勝負を超える可能性も

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 3月12日、野球日本代表の「侍ジャパン」がWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の1次リーグを終えた。中国、韓国、チェコ、そしてオーストラリアを下して4戦全勝、16日にイタリアとの準々決勝に臨む。連日の高視聴率に、ファンのみならずテレビ業界も盛り上がっているという。

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 プロ野球がオワコンと言われ始めたのはいつの頃からだろう。最近はゴールデン帯で放送されるナイター中継でも、視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区、世帯:以下同)は7~8%がやっとだ。昨年の日本シリーズ(ヤクルト×オリックス)も全7戦中の最高は最終戦の13・4%で、2桁に達したのは3試合のみだった。ところが、である。

●3月9日(木)日本×中国【8-1】 先発:大谷翔平(28)
放送局:TBS 視聴率:41・9%

●3月10日(金)日本×韓国【13-4】 先発:ダルビッシュ有(36)
放送局:TBS 視聴率:44・4%

●3月11日(土)日本×チェコ【10-2】 先発:佐々木朗希(21)
放送局:テレビ朝日 視聴率:43・1%

●3月12日(日)日本×オーストラリア【7-1】 先発:山本由伸(24)
放送局:テレビ朝日 視聴率:43・2%

 4戦とも何と40%超である。民放プロデューサーは言う。

裏番組は大打撃

「1次リーグの最高視聴率は大谷が先発する初戦だと思っていましたが、予想は覆り因縁の韓国戦でした。日本には馴染みのないチェコ戦も43・1%。日曜のオーストラリア戦に至っては、試合開始前に予選突破が決定し、裏番組には大河『どうする家康』(NHK総合)や『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ)、日曜劇場『Get Ready!』(TBS)の最終回などがあり、さすがに40%超は難しいと思っていたら、こちらも堂々の43・2%。いやあビックリしましたね」

 ちなみに、「どうする家康」は前週(3月5日)の11・8%から7・2%へと急減。同じく「Get Ready!」も前週の8・3%から6・4%となり、シリーズ平均は9・4%の1桁になってしまった。

「ダレてきても仕方がない第4戦は、大谷が初回に自分の看板に直撃の先制3ランを放ち、それが試合中に何度も再生されたことも大きかったと思います。視聴者も喜んで見るでしょうからね。大谷は“持ってる”と言うより、神がかっています」

 最高視聴率(44・4%)を取った韓国戦の数字を分析してもらった。

「世帯44・4%は、過去最高だった第1回WBCの決勝『日本×キューバ』(2006年3月21日)で日本が優勝した際に記録した43・4%をも抜き去りました。やはり日韓戦は過去の因縁がありますからね」

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