堂本光一と10年愛、「佐藤めぐみ」の評判 デビュー作「金八先生」では陰で泣いていたことも

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マネージャーとケンカ

 ドラマの内容も注目を集めた。性同一性障害や犯罪加害者の家族といった大きなテーマが根幹に据えられ、特に性別に悩む上戸彩の熱演が話題を呼んだ。

「当時、ドラマウォッチャーが『金八先生というよりビバリーヒルズ高校白書のようだ』と驚くなど、非常に話題を集めました。その中で佐藤さんは、英語が得意な優等生役を好演しています。ちなみに、主演の武田鉄矢さん(73)が後に『上戸彩は特別可愛かった』と振り返ると、上戸さんが『一番のお気に入りは佐藤さんだった』と明かしたというエピソードがあります」(同・記者)

 佐藤は中学生の時にスターダストプロモーションにスカウトされ、主に演技のレッスンを受けてきたという。

 女優としての素質は早い時期から認められていたわけだが、彼女にとっても「金八先生」は演じることの楽しさに目覚めた作品だったようだ。ドラマの製作現場に詳しい関係者は「金八先生のことはよく覚えています」と言う。

「上戸さん、平さん、本仮屋さんが目立っていたので、充分に脚光を浴びることができずにかわいそうでした。おまけに、2人の同級生から好意を持たれ、犯罪加害者の父を持つ同級生を精神的に支えるという非常に難しい役でした。撮影現場では穏やかな表情を見せていましたが、ある日突然、泣きはらした顔で現れたこともあります。マネージャーとケンカをしたのが原因だったのですが、それだけ佐藤さんもマネージャーも気合いが入っていたのでしょう。しばらくすると仲直りしました」

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