皇宮警察で皇族方への“聞くに堪えない陰口”が常習化 正常ではない状態を意味するジェスチャーも

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しらじらしい模範回答

 一連の体たらくについて、皇宮警察に質すと、

「皇宮警察では、これまでも適切な職務執行に努めており、職員に不適切な行為が認められた場合には、その都度厳正に対処しております。また組織の体制についても、その時々の情勢において適切なものになるよう努めているところです」(警務課の原田聖爾広報官)

 実にしらじらしい模範回答を寄せるのだが、『皇宮警察』(河出書房新社)の著書もある皇室ジャーナリストの久能靖氏は言う。

「皇室の方々は、24時間お傍でお守りする護衛官を家族同然に遇しています。にもかかわらず悪口を言うとは、信頼を大きく裏切ることを意味します。なぜそこに思いが至らないのでしょうか。高御座に座ってしまう件もしかり、組織としての使命を見失っているとしか思えません」

 このままでは、歴史的な両陛下のご視察も無になりかねないのだ。

週刊新潮 2023年2月9日号掲載

特集「『天皇皇后』視閲式に初出席でも… 陛下、“玉座”の『高御座』で『皇宮警察』が悪ふざけしています」より

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