篠田麻里子の不倫でミキティの株が急上昇する理由 元ハロプロ勢が支持されるのは「自分にも世間にもうそをつかない」から?

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 篠田麻里子さんの不倫騒動が話題になる一方、同世代の元アイドルママタレの株が急上昇している。ミキティこと藤本美貴さんである。YouTubeでの人生相談動画は毎回大人気。歯に衣着せぬ回答は痛快だと反響を呼んでいる。3児のママであり、ハロプロの全盛期を支えた立役者の一人であり、夫は庄司智春さん。何かといわくつきの人選といわれるベストマザー賞も受賞しているが、長年ママタレ界をリードし続けているといっても差し支えない。

 リーダー就任直後に庄司さんとのデートをすっぱ抜かれ、グループ脱退を決めた彼女に、当時は批判の声も多かった。直前に辻希美さんのできちゃった婚会見もあっただけに、ファンのダメージは大きかっただろう。しかし15年経った今、ミキティも辻ちゃんもいまだ抜群の知名度を誇るママタレとして君臨している。むしろ当時より、好感度は上がっているのではないだろうか。

 ママタレという響きには、女優や歌手といった肩書よりお茶の間に近いイメージがある。言い方は悪いが、ある種の安っぽさとも言えるかもしれない。ワイドショーで「主婦目線のコメント」を語り、ブログやSNSで子どもや料理やプロデュースした商品の告知をする。お高くとまった芸能人ではなくて、わたしも普通の女性ですよ、主婦の味方ですよという空気を忘れない人たちだ。だから夫への愚痴だの手抜き家事だの、苦労やズボラさを見せた方が受け入れられやすい。独身時代はチヤホヤされてきた女性からすると、ちょっと屈辱的なイメージ転換を迫られることなのかもしれない。

 しかしミキティは違う。家族での海外旅行や夫とのラブラブデートも公開し、しかも人気を集めている。一方、篠田さんも夫との共演動画を上げたことがあるが、どこか固かった。夫婦ともにカメラ目線を崩さず、「互いの好きなところ」「夫婦間の決まり事」といった質問の時も、ほとんど互いの目を見ない。ミキティ夫妻が運転中でも視線を交わしあうのと大違いである。篠田さんの夫が、伴侶の好きなところを聞かれても言いよどんでいたのも気にかかった。

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