篠田麻里子の不倫でミキティの株が急上昇する理由 元ハロプロ勢が支持されるのは「自分にも世間にもうそをつかない」から?

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「自分にも世間にもうそはつけない」ハロプロ勢ママの系譜 自分を貫く強さがママタレとしての説得力に転化?

 ミキティや辻ちゃんは世間体より自分の恋愛を押し通した人だともいえるが、ハロプロ勢はこの手の「自分にうそはつけない」タイプが多い。不倫といえば後藤真希さんや矢口真里さんもいたが、自分の非を全面的に認めて謝罪し活動を自粛した。「世間にもうそはつかない」という、ハロプロらしいまっすぐさも、少しだけ感じたものである。

 高い倍率を勝ち抜いてデビューしたのに、違う道に進むと早々に卒業を選んだ福田明日香さんや石黒彩さん。松浦亜弥さんや里田まいさん、安倍なつみさんは惜しむ声を振り切って家庭優先の生活を選んだ。「ファンや世間にガッカリされても自分を貫く」という宣言は、わがままで無責任にも映る。でもその一本気さが完成度の高いパフォーマンスに、ひいてはママタレとしての揺るぎない説得力にもつながっているのかもしれないとも思う。なおかつミキティも辻ちゃんも、伴侶は自分と同じ芸能人だ。だから互いにメンツを潰すような言動はしないし、結果的に夫婦円満で仕事も順調なママタレというイメージが盤石なものになる。

 対して人気メンバーのスキャンダルには口をつぐみ、嵐が過ぎるのを待つことも多かったAKB。個人の思いより、ファンや世間体を優先するのだって大事なことだから仕方ない。

 ママタレ飽和状態の今、泥沼離婚をしても美貌も仕事も現役感を失わない女性タレントに憧れを持つ人も増えた。篠田さんがこの先、どれだけ芸能活動や潔白なイメージにこだわるかはわからない。ハロプロ勢ママたちに並ぼうとするならば、世間体でも占いでもなく、彼女自身の言葉で語れるかにかかっていると思う。

冨士海ネコ

デイリー新潮編集部

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