「NHK会長」は「軽いみこし」になれずに失脚 次期会長にパワポ資料で実績アピールの理事も

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最後の会見で悔しさをにじませる

 任期満了に伴い退任するNHKの前田晃伸会長が1月10日、会長として最後の会見に臨んだ。表向きには任期3年の成果を強調し、晴々としているように映ったが、実際には悔しさをにじませる中身だったという。

 会見で前田会長は3年の任期を振り返って、「スリムで強靱な新しいNHKに生まれ変わるため、今までの会長が手をつけなかったところに全部着手しようと」し、人事制度での改革を強調していた。

「“悔しい”と顔に書いてありましたね(笑)」

 と、NHKの幹部局員。...

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