本田翼「君の花になる」が“逃げ恥枠”の最低視聴率を記録 歴代主演女優たちとの違い

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 12月20日、本田翼(30)が主演するドラマ「君の花になる」(TBS)が最終回を迎えた。全話の平均視聴率は5・3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯:以下同)だった。

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「君の花になる」は、本田翼が初めてゴールデン・プライム帯の連続ドラマで主演を掴んだ作品だった。元高校教師の本田が崖っぷち7人組ボーイズグループの寮母となり、彼らと共にトップアーティストという夢に向かって邁進する物語だ。

 相手役には“来年の顔”と期待される高橋文哉(21)が起用され、内田有紀、夏木マリらが脇を固めた。ところが、初回視聴率6・5%を超えることがないまま終了してしまった。民放プロデューサーが言う。

「新垣結衣が主演の『逃げるは恥だが役に立つ』以来、高視聴率を連発してきた火曜ドラマ枠ですが、まさに“『逃げ恥』枠の恥”と言われてしまう最低記録を出してしまいました」

 2016年10月期に放送された『逃げ恥』は、平均視聴率が14・5%、最終回には20・8%を記録し、社会現象となった。以来、綾瀬はるかが主演の『義母と娘のブルース』(18年7月期)、多部未華子が主演の『私の家政夫ナギサさん』(20年4月期)といったヒット作を生み出してきた。

ワースト5は

「もちろん、それほどのヒットとは呼べない作品もありました。小泉今日子が主演の『監獄のお姫さま』(17年10月期)は、数字は良くなかったものの、ギャラクシー賞を取るなど話題にはなった。宮藤官九郎の脚本ですから最初から数字は諦めていたかもしれませんが、それでも平均7・7%ありました。平均6・9%と、これまで最低記録だった『中学聖日記』(18年10月期)は、有村架純の拙速な大人演技がとにもかくにも話題になった。今年の火曜ドラマも低視聴率の傾向にありました。1月期の『ファイトソング』(主演・清原果耶)は平均8・1%、4月期の『持続可能な恋ですか?~父と娘の結婚行進曲~』(主演・上野樹里)は平均7・8%、7月期の『ユニコーンに乗って』(主演・永野芽郁)は平均8・0%と、いずれも二桁に届かなかった。中でも『君の花になる』は、前作より約3ポイントも低いのです」

 なぜ「君の花になる」は数字が上がらなかったのか。

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