【防衛増税騒動】核心を突いていた安倍氏の岸田首相評とは? 安倍派議員は「保守派と財務省を味方に付けたつもり」

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政権維持に自信!?

 元財務官僚で嘉悦大学教授の高橋洋一氏(67)も、連立与党を組む岸田首相と公明党代表の山口那津男氏(70)を《Z(財務省)言いなり》と自身のTwitterで指摘したと報道された(註3)。

「このままでは、『岸田内閣』ではなく『財務省内閣』と言われてしまいます。ところが岸田さんは、日本という国家の舵取りを自分がしっかりと行っていると考えているのです。『対応が後手後手に回ることが多すぎる』、『その場しのぎの発言ばかり』と批判されても馬耳東風のようです」(同・安倍派議員)

 この調子で政権を維持できると思ったら、大きな間違いのような気もするが。

註1:「安倍氏亡くなり、首相は気兼ねする必要なくなった」自民・高鳥氏(朝日新聞デジタル:12月15日)

註2:「岸田増税」は財務省の「思惑」 西田参院議員が激白、防衛費増額は「国債」で対応可能 企業が利益ため込むのは大問題、財源に「法人税」は正しい(zakzak by 夕刊フジ:12月13日)

註3:高橋洋一教授、国債発行否定で、安倍、菅首相と比較で私見「Z(財務省)言いなりが岸田、山口さん」(中日スポーツ・東京中日スポーツ電子版:12月14日)

デイリー新潮編集部

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