【音源入手】「会長の決裁で……」“不倫路チュー”の自民党「門博文」元代議士、「二階元幹事長」に政界復帰を懇願する「生々しい録音」が流出 本人を直撃すると

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会長の決裁で

 編集部が独自に入手したその「録音データ」を起こしたものを、ここに抜粋して紹介する。

門博文氏(以下、門) お忙しいところすみません。

二階元幹事長(以下、二階) ご苦労さん。

門 ありがとうございます。今日はちょっとご相談というか、前からもう、お願いしていることなんですけど、次、僕、国政選挙に挑戦したいんですよ、衆議院の。

二階 うん。

門 で、今、今年の春に、第一期選考は、支部長代行にしていただいたんですけど、あと一歩、支部長にさせていただいて……。

二階 誰がするの。

門 会長(二階氏のこと。二階氏は自民党和歌山県連の会長を務めている)です。

(中略)

二階 (秘書に向かって)和歌山県連のねー、山下直也幹事長に電話して。

門 もう幹事長と話していただいて、県連からこっちへ、申請あげていただくことを、会長の決済で、やっていただけたら。

二階 電話(わ、ご苦労さんですー。あのー、例の、このー、衆院選挙の補欠選挙ね、あれで、えー、支部長代行というか、門博文君が、支部長代行だよね。これを支部長にするのは、こっちにしたら、できるの?)

チャンス

二階 (うん、そう。そこで相談しましょう。はい)

(中略)

同席していた門氏を推す和歌山市議会議員(以下、市議会議員) 市議会といたしましては、門先生に10年間お世話になっておりますし、前回、まあ、4敗はしていますけど、10年間、我々和歌山市としても大変お世話になっておりましたんで。

二階 4敗したやつが岸本だったんだろ。

門・市議会議員 そうです。

二階 で、岸本がいなくなるわけやろ。

門・市議会議員 そういうことです!

二階 まあだから、岸本は岸本で当選させないかんけども、門さんにとってもチャンスなわけで。

門・市議会議員 そういうことです。

(中略)

 ここで二階氏、森山裕・自民党選挙対策委員長にも電話をかける。

二階 もしもし。あー、二階でございます。いつもすみません。あの、うちの自民党和歌山県連の支部連合会において、えー、この前からの選挙でお世話になった、門、あのー、これを補欠選挙に向けてね、支部長代行なんですが、えー、選挙区支部長に、いただいて、えー、候補者として、盛り上げていこうと。今度は勝ちますから。それではどうぞよろしくお願いします。

(後略)

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