W杯で欧州での評価を急上昇させたのは誰? 「30億~40億円になる」と予想される選手は

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 カタールW杯で日本はベスト8には手が届かなかったものの、ドイツ、スペインを破り、各選手の評価はうなぎ上りだ。その中でも特に欧州リーグから熱い視線を送られているのは?

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 活躍した選手たちの境遇も、大きく変わりかねない。

 それに触れる前に、出身者4人が代表にいる、川崎市のさぎぬまSCの澤田秀治代表の話を聞こう。

「スペイン戦では出身者4人が同時にピッチに立った時間もあり、4人が活躍して勝利につながったと思います。三笘薫と田中碧(あお)は同じ小中学校の1年違いで、田中は三笘が必ずボールを上げてくれると信じ、そこへ走りこんで点を決める、という思いが結実したと思います。三笘の巧みなドリブルでサイドを突破し、相手に脅威を与えるプレーは、小学校のときにドリブルしていた姿と重なります。田中は小学校入学前にうちを見に来て、“もっと難しい練習がしたい”って泣いたくらいです。よほど高い意識がないと、幼稚園児がそんなこと言えませんよ」

評価が上がった選手は?

 ちなみに、森保監督の父の洋記さんは、三笘について「東京五輪のとき、川崎に良いのがおるって、一(はじめ)に言ったことがある」のだそうだ。

 澤田代表の話に戻ると、GKの権田修一も、

「小学生のころから、最終ラインでしっかりゲームを見て、劣勢でもチームメートの勇気が出るような声をかけていました。あきらめず2点目を与えないという強い気持ちでプレーし、日本の逆転につながったと思います。板倉滉もスリーバックで息を合わせて、身を挺して相手を抑えた。日本の勝利に貢献したイエローカードをもらいました」

 むろん、彼らの欧州での評価も急上昇だ。「値段」はどう跳ね上がるか。カタールで取材を重ねる記者が言う。

「一番評価が上がったのは、2得点した堂安律。現在、ブンデスリーガ2位のフライブルクにいますが、ACミランが興味をもっているとか。板倉はマンチェスター・シティに行き、FCフローニンゲンに期限つきで移籍し、シャルケ、ボルシア・メンヒェングラートバッハとステップアップしている選手で、市場価値はここ1年で急上昇。ユベントスが興味をもっていると報じられています。三笘はレンタル先からブライトンに戻ったばかりで、移籍はしないと思います。彼らは、日本の背番号10番クラスの選手が海外の一流クラブに行き、どんな扱いを受けたか知っているので、移籍には慎重で、自分を生かしてくれる監督であるかどうか、まず判断します」

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