「かわいさ30%増しで描いてもらいました!」 江口寿史が公募で選ばれた女性をスケッチ、本人が語る似顔絵のコツは?

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「額装して永久保存します」

 魅力的な美少女が大集結だ――現在、千葉県立美術館で開催されている「江口寿史イラストレーション展 彼女-世界の誰にも描けない君の絵を描いている-」(~2023年1月15日まで)。

 11月26日、特別イベントとして江口氏が公募で選ばれた女性を即興で描く「ライブスケッチ」が行われた。

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「かわいさ30%増しで描いてもらいました。額装して永久保存します」──出来立てほやほやの自身のスケッチ画を手に、モデルになった17歳の女子高生、中島ニコさんは満面の笑みを浮かべる。

「彼女」展は、漫画家兼イラストレーターの江口寿史さんがこれまで雑誌等に発表したイラストや漫画の原画など、約500点の“美少女”画を展示する企画展。ご紹介したライブスケッチはその目玉企画で、公募で選ばれた20人の女性を、江口さんが即興で描いてスケッチ画を贈呈する。公募には地元千葉はもちろん、東京などからおよそ千人の応募が集ったそうだ。

 ちなみに江口さんは出身こそ千葉ではないものの縁は深い。父親の仕事の関係で10代は千葉で育った。「すすめ!!パイレーツ」の千葉パイレーツは流山市を本拠地としていたことを覚えている往年のファンもいることだろう。

 スケッチする江口さんの手は休むことなく動く。モデルの特徴を素早くつかみ、失敗の許されないボールペンで一気呵成に描き上げる。普段は遅筆家で、担当編集者泣かせの江口さんだが、1枚を描き上げるのに要する時間はおよそ15分。速い。そして、スケッチ画のどれもがかわいい。

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