「FNS歌謡祭 第1夜」高視聴率の立役者は? 「NHK紅白より面白かった」という声も

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 12月7日に放送された「2022 FNS歌謡祭 第1夜」(フジテレビ)の世帯視聴率が11・9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区:以下同)を記録し、3日放送のライバル番組「日テレ系音楽の祭典 ベストアーティスト2022」(日本テレビ)の10・9%を上回った。しかもその出来映えは、「紅白」(NHK)以上との声も出ている。

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 全57組のアーティストが出演し、事前収録を含む全65曲で構成された「FNS歌謡祭」。その第1夜は5時間の生放送で、オープニングは松平健の「マツケンサンバII」でド派手にスタートした。民放プロデューサーは言う。

「歌手不足、ヒット曲不足と言われる中、こういう手法があったのかと目を見張りました。持ち歌を歌わせるだけでなく、“リスペクト!!カバー”と銘打って、KinKi Kidsに山下達郎の『クリスマス・イブ』を、氷川きよしには山口百恵の『さよならの向う側』を歌わせるなど見応えがありました。『さよならの向う側』は百恵ちゃんの事実上のラストシングルで、ファイナル・コンサートの最後に歌い終えてから、ステージにマイクを置いたという伝説の曲です。今年いっぱいで歌手活動を休止する氷川は、『紅白』出場前にマイクを置いてしまうのではないかと思ったほど、気合いが入っていました」

“豪華コラボ”もあった。

「森高千里と乃木坂46で森高の『ジンジンジングルベル』をコラボ。彼女はヒザ上丈のミニスカートで乃木坂に対抗していました。女優の満島ひかりがFolder時代の盟友・三浦大知と『上を向いて歩こう』をコラボしたのも良かった。2人でダンスを披露するなどSNSでも大絶賛されていました」

 そんな中でも特に目を引いたのが……。

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