来年4月期の月9、木村拓哉主演「教場」が早くも撮影開始 共演に上がる人気俳優の名

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 早くも来年4月期ドラマの目玉が発表され、業界が注目している。日刊スポーツ(電子版)は11月10日、「木村拓哉フジ『教場』来春連ドラ化『月9の空気が全部入れ替わる』同枠9年ぶり最多11度目主演」の記事を配信した。担当記者が言う。

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「原作は小説家・長岡弘樹さんの人気シリーズです。第1作の『教場』(小学館文庫)は2013年に上梓され、警察学校を舞台にした異色の設定が評判になりました。そして2020年1月には、フジテレビ開局60周年記念ドラマとして、木村拓哉さん(50)主演で映像化されました」

 ドラマは視聴率も評価も高く、翌21年1月には「教場II」が放送された。そして今回、何と月9枠の連ドラとして「風間公親―教場0―」が放送されることが発表されたのだ。

「月9といえば、90年代は“トレンディドラマ”の大ブームを牽引するなど、基本的には恋愛ドラマを中心に制作されてきた歴史があります。ところがここ数年は、『コード・ブルー―ドクターヘリ緊急救命―』をはじめ恋愛以外のドラマが人気を集めてきました」(同・記者)

 そうした“新・月9”に位置づけられる作品であるのは間違いないが、主演の木村にとっても驚きの放送枠だったようだ。

「番組の公式サイトで木村さんが、『その曜日のその時間帯(月曜よる9時)で、“こういうのをやって大丈夫なんですか?”という作品を作ることになると思うので、いろんな意味で皆さんに驚いていただけたら面白いかなと思っています』とコメントしているほどです」(同・記者)

映画との相乗効果

 木村といえば、11月6日に岐阜市で開かれた「ぎふ信長まつり」に参加し、過去最多となる約46万人を集めたことが話題になった。

「率直に言って、SMAP解散以降の木村さんは、毀誉褒貶が激しい状況でした。しかし、『ぎふ信長まつり』にあれだけ多くの人が詰めかけたことからも分かるように、何だかんだ言っても木村さんの人気は抜群です。『教場』はすでに成功作としての実績を示しています。それが月9で放送されるのですから、注目が集まるのも当然でしょう」(同・記者)

 そもそも木村が「ぎふ信長まつり」に参加したのは、来年1月27日に公開予定の映画「THE LEGEND & BUTTERFLY」(監督・大友啓史、東映)で織田信長を演じることがきっかけだった。

「この映画は東映70周年記念作品と位置づけられており、木村さんの信長、綾瀬はるかさん(37)の濃姫が早くも話題になっています。東映としては社の威信を賭けてヒットさせようとするはずで、その後に『教場』がフジテレビで放送されるわけですから、相乗効果も期待されているわけです」(同・記者)

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