日本がドイツを撃破の「歴史的大金星」でも「サッカーくじ」の配当が低すぎると話題「絶対ぼろ儲けと思っていたのに」の声も

スポーツ

  • ブックマーク

Advertisement

 FIFAワールドカップで奇跡が起きた。11月23日に行われた日本対ドイツ戦で、日本が2-1で優勝経験国・ドイツを撃破。誰もが想像しなかった日本の勝利に、翌日の朝刊各紙、ネットニュース上には、「ジャイアントキリング」「歴史的大金星」「世界も衝撃」等、この勝利がいかに衝撃的な番狂わせだったかを物語る言葉が躍った。一方で、この試合の「サッカーくじ」にチャレンジし、見事的中させたファンからは、「歴史的勝利にしては、配当が低すぎないか」との声が上がっている。

9月からスタートしていた

 劇的な試合内容に、日本中が興奮したドイツ戦。試合終了間際の視聴率は、深夜であるにもかかわらず 40%を超えた。興奮して寝付けなかったファンも大勢いたに違いない。中でも、「サッカーくじ」で日本の勝利に賭けていたファンにとっては、「超大穴的中」になるわけで、目も眩むほどの配当金額を心待ちにしていたのは言うまでもない。

 と、ここまで読んで、「え? ワールドカップで賭け事? スポーツ賭博は天下のご禁制では?」と首を傾げる向きも多いかもしれない。実はこのサッカーくじ、正式名称を「WINNER」と呼び、今年9月から独立行政法人日本スポーツ振興センターが提供、楽天が発売を開始した新しいサッカーくじなのだ。totoやBIGといった従来のサッカーくじは、ギャンブル性を下げるため、少なくとも2試合以上の試合結果を加味しなければならなかったのだが、新たに発売されたWINNERは、1試合単位の勝敗を、点差を予想して賭けることができる点が大きく異なる。普段はJリーグやバスケットボールのプロリーグ「Bリーグ」の試合がメインながら、今回ワールドカップも、賭けの対象になったという次第。

次ページ:大穴を仕留めたはずが

前へ 1 2 次へ

[1/2ページ]

メールアドレス

利用規約を必ず確認の上、登録ボタンを押してください。