統一教会“分派”の女性信徒を逮捕 気になる罪状は?

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 巷で名前を聞かぬ日はない「統一教会」だが、あろうことか分派組織の信徒に逮捕者が出たという。お縄となったのは界隈で名の知れた女ブローカーだそうだが、気になるその罪状とは。

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 今年8月、警視庁がとある経済事件にかかわる犯罪集団を逮捕した。未だメディアでは報じられていないが、逮捕者に「サンクチュアリ教会」の女性信徒がいたことから、当局は関心を寄せているというのだ。

 そもそも「サンクチュアリ教会」は、統一教会の創始者・文鮮明の跡目争いで“マザームーン”こと韓鶴子と対立した四男と七男が2015年に設立した、アメリカに本部を置く団体である。

 捜査関係者によれば、

「対立関係にある統一教会本部前で過激な妨害活動を続け、警察沙汰が起きています。一連の抗争で、サンクチュアリ側に立ち活動していた一人が、実は今回、警視庁が逮捕した女性信徒だったそうです」

“警察が来た”

 2010年に彼女は弟とグッドウィル・グループの企業買収・脱税事件に絡んで逮捕され、捜査の過程で当時二人が“統一教会信者”であることが発覚している。

「8月21日に姉から“警察が来た”と連絡があり、何事かと思いました」

 そう話すのは、今回逮捕された女性信徒の弟だ。

「弁護士いわく、不正に会社を乗っ取り転売しようとした事件で、姉は公正証書原本不実記載に絡む四つの容疑がかけられているそうです。ひとつの容疑で20日間の勾留となり取り調べを受けているようですが、本人は、容疑を否認しています」

 先代と血縁関係があるかのように装った人物を社長に据え、会社登記簿を改ざんして企業を乗っ取る犯罪に加担したという容疑。単純計算で最初の逮捕から約80日間は警察に留め置かれ、容疑が固まれば11月上旬にも起訴される見込みだ。

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