「news23」 国山ハセンアナの退社だけではない…小川彩佳アナを襲う最大のピンチとは

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さんまとマツコが原因か?

「どのような心境の変化でしょうか。2013年にTBSに入社した彼は、『Nスタ』の平日版サブキャスター、『王様のブランチ』の進行、『アッコにおまかせ!』のアシスタント、『グッとラック!』のMCと、順調に看板アナへの道を歩んできました。昨年6月には『週刊さんまとマツコ』で、もっと仕事がしたいと直訴していたのに……」

 もっとも国山アナは、マツコ・デラックスからは「(TBSには)安住くんがいるわけじゃない。この辺の年格好の男のアナウンサーはもういいよね」と、明石家さんまからも「じゃあ、いらんわ。安住がいるから。退社や!」とツッコまれていた。ひょっとして、あれがきっかけだったのか?

「TBSも期待していたはずです。『アッコにおまかせ!』では和田アキ子さんに可愛がられ、『グッとラック!』では立川志らく師匠にツッコミも入れられる変幻自在なキャラは、安住アナを継ぐ位置にいました。だからこそ昨年8月末に『news23』に起用されたのです。しかも彼が起用されたのは、Z世代の視聴者への訴求力を期待されてのことでした。そのため『news23』は、若い視聴者向けにTikTokで動画配信まで始めたのです」

 それでも数字は上がらなかった。それどころか2・6%という低視聴率まで出してしまったのだ。もっと根本的な問題があるのでは?

視聴者に強いる緊張感

「やはりメインの小川彩佳アナでしょうね。TBSの看板である報道番組で2%台は目も当てられません。週明けの10月3日の放送では4・3%と持ち直したものの、ウラの『news zero』(日本テレビ)は8・3%と、ダブルスコア近くもあるのですから、安心など出来ません。もっとも、彼女がテレ朝の局アナを辞め、19年6月に『news23』に起用された頃も似たような数字でした。TBSの佐々木卓社長が、視聴率について“全く不十分”と苦言を呈したことも話題となりました」

 その後の小川アナは、20年7月に産休入りし、10月には早くも復帰した。昨年2月には夫の不倫報道があり、6月に離婚と、話題には事欠かなかった。

「それらも数字には結びつきませんでした。メインキャスターに起用された頃から言われてきたことですが、彼女は23時台のニュース番組にはそぐわないと言わざるを得ません。もちろん報道の才能や度胸はあると思います。しかし、ニュースを読む言葉に、人柄や経験が滲み出てこないのです。23時台といえば、サラリーマンが疲れて帰宅し、寛ぎを求めたい時間帯です。ビールでも飲みながら、あるいは横になって見ているときに、クールビューティーな彼女から有無を言わせぬ感じで語られれば、視聴者も気が休まらないでしょう」

 どうやら彼女にも、その辺りの自覚ができたようなのだ。インタビューでこう答えている。

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