“出雲のイナズマ”里見香奈女流五冠、苦戦の理由は猛烈なハードスケジュール? 巻き返しの可能性は
絶体絶命、がけっぷちに
島根県出身であることと終盤の攻めの厳しさから、“出雲のイナズマ”との異名を持つ里見香奈女流五冠(30)が苦戦している。現在、里見五冠は、将棋界の「ガラスの天井」といわれる棋士編入試験に挑戦中。5番勝負で3勝すると、女性初の「棋士」誕生となるが、ここまで2局戦って連敗、編入試験をパスするには、もはや残り3局を全勝するしかない。まさに絶体絶命、がけっぷちに追い込まれてしまった。
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将棋ライターの松本博文さんは、
「女性の挑戦だからといって変に手加減しないのが将棋界の良いところ。...