下着の上にトランクスをはいてアメリカの高校に通った過去 一度も指摘してこなかった「自由の国」の人々(中川淳一郎)

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 本当にどうでもいいことに人間は悩み続けるものです。大学1年生の夏休みが明け、後期開始初日の1993年10月1日、語学のクラスメイト・N君が昼休みに「話がある」と真剣な顔で言ってきました。彼との間で何もトラブルはないし、彼の家は裕福なので借金を申し込まれることもなさそうなのにどうした?と訝しく感じましたが、二人してベンチへ。「あのさ」と言ってから彼は数秒黙りました。「早く言え! 気になるだろ!」と私は内心思いましたが、彼の口から出てきた言葉は拍子抜けするものでした。...

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