再始動の中森明菜は海外を拠点にしている? 実兄が語った「連絡したくても、かたくなに拒否」

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すでに海外にいる?

「体調が悪いので、環境を変えたいという気持ちがあったのではないかと。紅白に出る、出ないという話も、火のないところに煙は立たないと思いますが、明菜の状況を考えると、国内での中継はありえないと思っています。一方、NHKのオファーに対し、“ロサンゼルスからの中継だったらオーケー”と、明菜側が条件を出した可能性がある。マネージメント側の発想としても、環境を変えるということはあったと思うし、門村崇マネージャーは、そういう条件を出すと思います。NHKも、“ロスでドキュメンタリーを撮ることは可能か”という条件を出したかもしれません。こうして話がある程度固まったところでツイッターが発信された、と考えると、すべての話のつじつまが合います。新事務所が登記された形跡がないのも、海外に設置したからでは。すると、明菜はすでに海外にいるのではないかと思うのです」

 この話を受けて、ある芸能記者が言うには、

「明菜と話をしたという人が誰もいないのが不可解でしたが、事が海外で進められているとすれば話が通じます。それに、いまのところNHKはなにも否定していません。紅白が動き出すタイミングである9月を前にして、明菜側はその間に心と体の調子を整えることを前提に、情報を流したのかもしれません」

“電話に出たくない、会いたくもない”

 ところで、実兄の中森明法氏は7月、本誌(「週刊新潮」)の取材にこう戸惑いを語っていた。

「われわれが明菜に最後に会ったのは、母親が亡くなる前日だから二十数年前です。彼女は“みんなに会えてよかった”と言っていたが、母の葬儀には仕事で参列できず、以後、一度も会っていないし、連絡も取れません。3年ほど前、明菜の妹の明穂が亡くなったときも、マネージャーに連絡すると、“電話に出たくない、会いたくもない、と言っている”と判で押したような返事で、明菜に直接連絡したくても、かたくなに拒むのです。われわれも疑心暗鬼になっています」

 海外ですごすことで体も心も解きほぐされ、家族の問題も解決されれば、祝福しうる復帰となるだろう。

週刊新潮 2022年9月15日号掲載

ワイド特集「渦中の人」より

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