「モラハラ夫ってコンビニを嫌うんです」 ママ弁護士・堀井亜生がヘビーユーザーになるまで

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多忙な生活で気づいたコンビニの便利さ

渡辺:小中時代は出張コンビニというイレギュラーで、高校時代はSMAPのビデオ購入くらい。そして大学時代もほとんどコンビニを利用していない…わりと珍しいパターンです。

堀井:大学時代から自炊が基本ですし、働き始めてからも全然利用してなかったです。あと、私は食いしん坊なので、自分が美味しいと思うものを食べたいんですよ。結婚後もたまに利用することはありましたが、コンビニのお惣菜やお弁当をあまり美味しいと思えなくて…。ただ、現在は超ヘビーユーザーです。多いときは1日3回くらい行くこともあります。

渡辺:何があったんですか。

堀井:きっかけは渡辺さんですよ?

渡辺:僕ですか!?

堀井:『ホンマでっか!?TV』を通じて、渡辺さんに出会ったのが2016年ですよね。渡辺さんからコンビニに関するいろいろなお話を聞いているうちに興味が湧いて、少しずつ通うようになりました。

渡辺:何を買うんですか? それまで興味なかったじゃないですか。

堀井:PB(プライベートブランド)の日用品や生鮮食品です。子どもが生まれてからというもの、育児と仕事の両立が本当に大変で…。スーパーも決して遠くはないのですが、小さい子どもがいるとこんなに行きづらいものなのかと。そこで、当初はネットスーパーを利用していましたが使い勝手が悪く、最寄りのコンビニが生鮮食品を扱っていることに気づいてからは積極的に利用するようになりました。意外と…と言っては失礼ですが、品質も良くて驚きました。今ではコンビニ食材だけで自炊できますよ。

渡辺:1週間の作り置きの料理、よくInstagramにアップしてますよね。あれ、コンビニ食材だったんですか。

堀井:すべてではありませんが、コンビニ食材も多いですよ。あとは、子どものお弁当づくりでも重宝してます。

渡辺:堀井先生のように超多忙な人にとって、コンビニは本当に便利だと思います。

堀井:本当にそう思います。

渡辺:弁当や惣菜には今でも抵抗ありますか?

堀井:セブン(セブン-イレブン)は美味しいと思える商品がいくつもあります。すごいですよね、大手3社のなかでは頭抜けていると思います。

渡辺:将来、お子さんが自立して余裕ができたら、コンビニを利用しなくなる可能性はありますか?

堀井:コンビニに慣れてしまったので、今後も利用し続けると思います。きっと、もっと便利で美味しくなっているはずですから。

堀井亜生(ほりい・あおい)
弁護士。堀井亜生法律事務所代表。北海道札幌市生まれ。家庭問題と医療法務を主に扱う。法律評論家として『ホンマでっか!?TV』(フジ系)にレギュラー出演するほか、多くの番組に出演。著書『ブラック彼氏 恋愛と結婚で失敗しない50のポイント』(毎日新聞出版)など。

渡辺広明(わたなべ・ひろあき)
流通アナリスト。コンビニジャーナリスト。1967年静岡県浜松市生まれ。株式会社ローソンに22年間勤務し、店長、スーパーバイザー、バイヤーなどを経験。現在は商品開発・営業・マーケティング・顧問・コンサル業務など幅広く活動中。フジテレビ『FNN Live News α』レギュラーコメンテーター、TOKYO FM『馬渕・渡辺の#ビジトピ』パーソナリティ。

デイリー新潮編集部

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