96歳で死去「エリザベス女王」に競馬ファンから追悼の声が絶えない理由

国内 社会

  • ブックマーク

Advertisement

 9月8日、96歳で死去したエリザベス女王。歴代最長の70年に亘ってイギリスの君主として在位し続けた彼女の功績を称え、その死を悼む声が今、イギリス国内のみならず、世界中から相次いで寄せられている。そして、追悼の声、こんな意外なところからも上がっていて――。

筋金入り

 意外なところとは、そう、競馬界である。実はエリザベス女王、長年に亘り、競馬にも情熱を注ぎ続けてきたのだ。実際に競走馬を所有する「馬主」であり、日本の競馬ファンの間では、女王はお馴染みの存在と感じている人も少なくないという。

 競馬ライターが言う。

「大の競馬ファンだった彼女は、女王に即位する1952年より前から競走馬を所有していました。つまり、女王歴より、馬主歴の方が長かったということ。所有馬の初勝利は、1949年といいますから、まさに、筋金入りの競馬ファンといえるでしょう」

 日本のG1レースにも、「エリザベス女王杯」(阪神芝2200メートル)という、彼女の名を冠したレースがあるが、

「1975年に彼女が来日したことを記念して、翌年からスタートしました。名前を使用するにあたり、許可を求めたところ、喜んで許可してくれたそうです」

次ページ:あのディープインパクトの曾祖母が

前へ 1 2 次へ

[1/2ページ]

メールアドレス

利用規約を必ず確認の上、登録ボタンを押してください。