上田晋也に視聴率で敗れた明石家さんま 心中穏やかでない“もう1つの理由”

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さんまのプライド

 お笑い芸人のいかちゃん(26)、こいけろ。(22)、モデルの「ゆめぽて」こと川端結愛(18)──といった、「上田と女」が発掘したゲストの起用も当たっている。

「あまり他番組に出演していないので、視聴者にとっては気になる存在です。思わず見入ってしまう人も多いでしょう。ただ、こうした人選の妙も、『踊る!さんま御殿!!』が得意にしているものです。どうしても『上田と女』は、さんまさんの影響を強く感じてしまう番組なのです」(同・スタッフ)

「上田と女」が、さんまが開拓した番組の魅力を“継承”したとしても、“オマージュを捧げた”と好意的に見られる可能性もあったという。

 ところが実際には、「仁義なき戦い」とも呼ばれている。その理由は、放送日時が同じだからだ。

「せめて放送日時が違ったら、違う受け止めもあったと思います。しかし『上田と女』は『ホンマ』の裏番組として、まるでぶつけるように放送されています。さんまさんへの宣戦布告と解釈されても仕方ありません。さんまさんも、自分が創ってきた番組と似たような番組で視聴率戦争に負けることは、プライドが許さないでしょう」(同・関係者)

巻き返す「ホンマ」

 だが「ホンマ」が負けっぱなしで終わる可能性も低く、勝機はあるようだ。この番組は女性ゲストの人選が出色なのだという。

「毎回、『この人が出るのか!』と視聴者をビックリさせる、素晴らしいキャスティングなのです。しばらくは新番組である『上田と女』の優勢は続くでしょうが、飽きられる時期が必ず来ます。その機を狙って『ホンマ』が巻き返しを図れば、再び視聴率が逆転する可能性もあると見ています」(同・スタッフ)

デイリー新潮編集部

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