国葬反対者に「黙ってろ」と投稿した自民党道議の正体 同僚議員は「驚きはありません」

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 自民党の北海道議・道見泰憲氏(55)が8月28日、ツイッターに国葬に反対する人に対して、「もう黙ってろ」と書き込んで物議を醸している。あまりに大人げない発言に地元の政界関係者から非難ごうごうかと思いきや、「またか」と諦めの声が上がっている。

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 まずは、問題となったツイッターの全文をご紹介する。

《国葬に反対する方々にお伝えしたい…
わかったから…
賛成して欲しいとか野暮なことは言わないから…
だからもう黙ってろ》

 文の最後には怒りの絵文字がついていて、印象的である。ツイッターでは、リツイートする人が続出した。

《また逸材がでてきた》
《国民の税金を使い強行する国葬でこの言いぐさ》
《地元の方はどう思うんでしょうか》

「甘やかしている」

 札幌市出身の道見議員は、日本大学法学部を卒業後、民間企業勤務を経て2015年北海道議会議員選挙に出馬して初当選を果たした。19年に再選し、現在2期目である。

「正直言って、またか、という感じです。驚きはありませんね」

 と呆れるのは、ある北海道議。

「彼は昔から短絡的な言動が多いことで知られています。思ったことをそのまま言ってしまうんです。人間十人十色というものの、大人になればTPOをわきまえるようになるため、公の場での発言も慎重になるものです。ましてや議員ですからね。ところが彼はそうではない。自分の思いをすぐに発言したり、投稿したりするのです」

 道見議員は2年前にもこんな問題発言をしている。

「2019年5月、アイヌを先住民と明記し、アイヌ民族への差別を禁止したアイヌ施策推進法が施行され、20年7月には北海道白老町にアイヌ文化をテーマにした初の国立施設『民族共生象徴空間』(ウポポイ)が開業しました。この法案と施設は当時、首相だった安倍晋三さんの尽力で実現したものでした。ところが2020年11月24日、道議会の環境生活委員会で、道のアイヌへの施策について道見議員は『アイヌの人々を甘やかしているのは国であり道であり、アイヌの人々自身ではないか』と発言したのです。これで委員会は紛糾しました」(同)

 この発言は、新聞でも大きく取り上げられた。別の道議もこう言う。

「道議の間で発言を問題視する声が上がったため、道見議員は発言を訂正しました。『甘やかしている』の部分を『過保護にしている』としたのです。表現を変えただけで、主旨は同じですけどね」

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