安倍元総理「国葬」まで3週間 総額「16億」かけても各国首脳の来日が予想外に少ない理由

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クリントン氏にカーター氏も

 さらに、と付け加えるのは、先の自民党幹部。

「一番の原因は、岸田政権への期待のなさ、さらには、日本の国際社会への影響力の低下、ということではないでしょうか。例えば2000年に行われた故・小渕総理の内閣・自民党による合同葬には、当時現職だったアメリカのクリントン大統領が駆けつけ、森喜朗総理と会談しています」

 それからさらに20年遡った1980年7月9日には、現職中に亡くなった、大平正芳元総理の合同葬が開かれたが、

「これには当時のアメリカの大統領、カーター氏が、国務長官、駐日大使を伴って参列しています。どちらのタイミングでも、日本という国が、まだ世界にとって重要だったということを表しているのではないでしょうか」

 泉下の安倍さんは、何を思うか――。

デイリー新潮編集部

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