プロペラの位置が逆? 太平洋戦争末期、B-29撃墜のため開発が進められた“異形の戦闘機”

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第2次世界大戦終結から今年で77年

 8月15日、戦後77回目の終戦記念日を迎えた日本。ウクライナ戦争を目の当たりにし、近隣においても台湾を巡る米中の緊張が高まっている今、もはや戦争は「遠い場所での出来事」では済まなくなってきている。そうした中、福岡県筑前町で始まっている「幻の戦闘機」の展示に注目してみた。

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 一見したところ、映画やアニメでよく目にする、旧日本軍の“普通の戦闘機”に見えるが、よくよく見てみると、プロペラがコックピットとは逆の、お尻の方に付いている?
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