初の代表選“維新のジャンヌダルク”梅村みずほが吼えた!「立民も自民党も倒したる!」

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いまも続く「切り崩し工作」

 投票は特別党員約600人と一般党員約2万人が等しく「1人1票」の投票権を持つため、カギを握るのは一般党員の動向と見られている。その一般党員の「約半数は大阪府民」(維新関係者)とされ、選挙戦では内向きの論理でなく、外へ向けての発信力が重要だと梅村氏は話す。

「維新の“公約”のひとつが、大学までの教育費および出産費用の無償化です。実現するためには大阪を越え、20代や30代の男女へ支持を広げる必要がありますが、“女性リーダー”が訴えてこそ、より多くの有権者の心に届く部分があると信じています。また維新内でも女性が意思決定機関に関与するのが難しい面もあり、私が“維新を維新(変革)する”との覚悟で臨んでもいます」(梅村氏)

「日本を変えていく」という改革の“維新スピリッツ”が原動力だと話す梅村氏は、自党の将来像をこう描く。

「権力は腐敗するものであり、党内改革をしていかなければ、維新も自民党と同じになりかねない。私は今回の代表選を“繋ぎ”などとは思っていません。全国政党化を推進し、立憲民主党を倒し、野党第1党となる。それがゴールでなく、さらに“自民党をも倒す”――。それくらいの気概を持っていないと代表選に手を挙げるべきではないと考えています。“まさか”を起こすのが維新の真骨頂。サプライズを信じて走り続けます」(梅村氏)

 驚くことに、いまも切り崩し工作は続いており、告示日まで本当に出馬できるか否か――ギリギリの攻防が続いているという。選挙戦のスタートラインに立つのは誰か。投開票は27日だ。

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