プロ注目の京都国際・森下瑠大が初戦で消える…スカウト陣は「これで下位でも指名できると喜ぶ球団もある」
貴重なサウスポー
絶対的な目玉が不在と言われている今年の高校生ドラフト候補。そんな中でも下級生時代からの実績という側面で、1、2を争う存在と言えるのが京都国際のエース、森下瑠大だ。【西尾典文/野球ライター】
昨年は春夏連続で甲子園に出場すると、夏は2試合連続で二桁奪三振をマークするなど、チームの準決勝進出に大きく貢献。さらに、新チームとなった秋の近畿大会でも、履正社を相手に11奪三振完封勝利と圧巻の投球を見せた。貴重なサウスポーということもあって、この時点から「2022年のドラフト上位候補となるのでは」という声が多かった。...